自然農だより

    

「自然農」に関心がある方・・・歓迎です。(^_^)/~
耕さず、肥料や農薬を使わず、草や虫たちを敵としないで自然の営みに任せた「農」が「自然農」です。
「自然農」がどんなものか知ってもらい、少しでも「自然農」が普及すればと思っています。

■「賢治の学校 綾 自然農生活実践場」
〒880-1301 宮崎県東諸県郡綾町入野4708
пF0985−30−7090

「自然農」の農業とは

《「自然農」とは》
 耕さず、草や虫を敵とせず、農薬・肥料を必要としない、自然の営みの生命に従い任せていく自然の農のことです。自然農は、このように自然の営みに従って行うため、環境に一切問題を招かない、永続可能な農といえます。
(自然農では、作物が小さいときには、草に負けないように草を刈ります。・・・草を抜くのでなく、地面すれすれで刈り、その場に敷くのです。)

《自然農と有機農業と現代農業の大きな違い》

区 分 畑を耕す 草や虫 肥 料 備   考
自然農 無し
(自然農は、耕さないことが基本です)
敵としない(作物が小さいうちは、草に負けないように草を刈って敷きます) 無し シンプルな「道具」で作物を作る。
有機農業 有り 手等で取る 有機肥料 大型機械が必要である。
現代農業 有り 農薬・除草剤で取る 化学肥料 大型機械が必要である。

《なぜ耕さないのか》
 自然界は、不耕です。
 耕さなければ、自然界の生命たちの「生きる・死ぬ、食べる・出す、食う・食われる」活動自体が土を耕し、次の生命が育つ土を作ってくれます。そのため、草が生えたり虫がいることは大切なこととなります。
 草や虫が増えることは自然の営みが活発になり豊かな土を作ることとなる。だから「不耕」なのです。
 「耕す」ことは、自然界の生命たちの活動や営みを絶つ行為となるため、一度耕すと耕さざるをえなくなってきて耕し続ける結果となる・・・このため、豊かな土が死んでしまい肥料や農薬が必要になってきます。

自然農の基本中の基本は「不耕」です!

《自然農の道具》
 「自然農」は、てみじかのシンプルな道具である“鋸鎌(のこぎりかま)”と“鍬(くわ)”が一番活躍します。(^^♪
 現代農業では大型機械が不可欠でありますが、「自然農」では不要で手作業の時に使う農具で事足ります。わざわざ大金を出して農業用の機械を購入する必要がないので簡単にはじめることが出来てうれしいですね。(^_^)/~
 「自然農」では、全て手作業となるので、機械を使う現代農業に比べたら作業時間は長くかかりますが、自分に合ったやり方でゆっくりと楽しみながら出来るのでいいですね。(^ム^)
 道具としては、鋸鎌・鍬の他にスコップ、移植ごて、じょうろ、はさみ等がありますが、必要なものから少しずつそろえたらよいと思います。

 もっと、「自然農」のことを知りたい方は、「賢治の学校 綾 自然農生活実践場」へお問い合わせください。「自然農体験」や「農業ボランティア」等がありますので実地で知ることが出来ます。

自然農の米作り  

「賢治の学校 綾 自然農生活実践場」の田んぼに植えた稲の生長を掲載しています。

《自然農での米作りスケジュール》

農作業 内    容 主な使用道具 備   考
2月 稲の苗床作り 苗代を作るため、田んぼの一角に苗床を作ります。 鍬(くわ) ヌカ、ワラ、重石用の竹ざお
4月 稲の種降ろし お米の種を、田んぼの畝の一角(苗代)に作ってある苗床に密集させて蒔きます。 鍬(くわ)
必要により鋸鎌
モミ、覆土用の土、草、ワラ
5月 苗代の草取り 苗代に米が発芽しますが、雑草も発芽します。米の生育を妨げないよう雑草を取り除きます。 鋸鎌(のこぎりがま)
田んぼの草刈り 田んぼの草を刈り、田植えの準備をします。草は、水を入れたとき枯れる場合は、刈らずに倒すだけです。 鋸鎌(のこぎりがま) 一般の農業では、草刈りがなく。トラクター又は耕運機で田を耕します。
畦塗り
(あぜぬり)
田んぼの周りの畦の内側面に泥を塗り、水を引いた時もれないようにします。 鍬(くわ) 一般の農業も同じ
畦草刈り
(あぜくさかり)
田んぼの畦道や周辺の草を刈ることで、地面がボロボロ崩れないようにします。畦草刈りは、田植え・お盆・稲刈り前の3回行います。 鋸鎌又は草刈り機
6月 田植え 苗代の苗を鍬でこそぎ取り、一本ずつ植えていきます。 鍬(くわ)
田植えひも
鋸鎌(のこぎりがま)
一般農業は、田植え機で苗を植えます。
7月 糠(ぬか)まき 米糠を田んぼに「返し」(循環させて)、幼い苗に勢いをつけます。
田の草取り 稲が草に負けないよう、田んぼに生えてくる草を鋸鎌で刈ってその場に敷きます。 鋸鎌(のこぎりがま)
8月 畦草刈り 2回目の畦草刈りです。 鋸鎌又は草刈り機
米の開花 お米の花が咲き、受粉します。
9月 田んぼの草刈り 稲が雑草に負けそうなときは、草を刈ります。 鋸鎌(のこぎりがま)
10月 稲刈り・はざ掛け 鋸鎌で稲を刈り、縛って稲を一ヶ月干します。 鋸鎌(のこぎりがま) 稲を干す構造物は、刈り終えた田んぼに竹や檜を木槌で打ち付けて組みます。
一般農業では、稲刈り機やコンバインで稲を刈ります。
11月 脱穀 稲束を脱穀機にかけ、藁と実に分けます。藁は、藁細工の分を除いて田んぼに返し、自然界にめぐらせます。 脱穀機 手動式の脱穀機
唐箕(とうみ)がけ 脱穀機で分けた実を唐箕にかけ、実に混じっている藁クズを風で飛ばします。 唐箕(とうみ) 手動式の唐箕
精米 米の実から殻をはずし、食べるお米の状態にします。
12月

 苗床作り(2007.03.18)

 久しぶりに自然農の田んぼがどうなっているのか見に行きました。
 なぁなぁなんと!田んぼの一角に苗床が作ってあった。
 あぁ〜残念!作り方を見たかったのに!(ToT)/~~~
 田んぼに降りてみると、田んぼからケロケロ・・・ケロケロ・・・とカエルの大合唱が出迎えてくれました。(^^♪さすが自然農の田んぼです。草と虫を敵としない自然農とあって居心地がいいのだろうなぁ〜と思いました。
 田んぼの横には、新しい小屋が作ってありました。おぉ〜道具を置いたり、休憩をするのに丁度いいかなぁ〜と、田んぼも少しずつ進化しているようでした。(^^♪
 そうそう、苗床の話です。
 苗床は、1月から2月にかけて作ったそうです。まず始めに苗床を作る場所を決めると、草の種を除くために草ごと表土を鍬で削り取ります。次に根っこがあれば取り除いて表面をきれいに均したら、米ぬかを補い、その上にわらを敷いて乾燥を防ぎます。最後にわらが風で飛ばないように竹ざおで押えて完成です。
 後は、4月の種降ろしを待つばかりとなります。(^o^)丿

 @ A B
 @田んぼは、雑草がたくさん生い茂っていました。 AB1月から2月に作った苗床です。

 C D E
 C田んぼの横に作られた小屋   DE田んぼに生えてたレンゲ草

 稲の種降ろし(2007.04.21)

 本日緑米の種降ろしを行うとのお話があり、早速作業を見に行きました。
 田んぼに着いて、苗床を見てみると数箇所の苗床に種降ろしが終わっていました。
 苗床の周囲に作ってある溝には、今週に降った雨が溜まっていてイモリやかえるがいっぱいいました。さすが自然農の田んぼですね。(^^♪
 早速、種降ろしをする箇所の竹ざおを退かしてわらを取り除くと青々とした雑草がいっぱい生えていました。(本来は雑草が生えないほうがいいのですが、苗床作りでの根っこ取りがきちんと出来ていないと雑草が生えてくるそうです)
 鋸鎌で雑草を刈り取り、鍬でさらに根っこを取りながら土を平らにします。
 さぁ、モミ播きです。(^^♪あらかじめ水でモミを選別(水に沈んだモミを乾かして使う)していたものを腰の高さから播きます。播いた後、モミとモミの間隔が3cm位になるように手でモミを動かします。(手間がかかりますがきちんとしていました)
 次に覆土です。田んぼの土がいいのですが、粘土土なので覆土に手間がかかるので、今回は川砂を使って覆土をします。腰の高さくらいから砂をかけていきます。モミが隠れるくらいになったら、手で鎮圧して一段落です。(^^♪
 さぁ終盤です!草で覆い、さらにワラをかぶせて乾燥を防ぎます。最後に鳥除けの竹を被せて終了です。
 今年は、モミの覆土に粘土を使った所と川砂を使ったところがあるようです。どちらの方がよく発芽するか楽しみです。

 @ A B
 @種降ろしをする箇所のワラを取り除くと草が青々としていました。
 AB草を刈り、鍬で土を均してモミ播きの準備です。

 C D E
 Cモミを腰の高さから播きます。D3cm間隔になるようにモミを手で動かします。Eモミ播き完了

 F G H
 F川砂で覆土します。  Gモミが隠れる位まで覆土したら手で押さえます。
 H乾燥を防ぐ草を刈って集めます。

 I J K
 I草を種降ろししたところに被せます。 J草の上にワラを被せます。
 K鳥害を防ぐために竹を切って置きます。

 L M N
 LM鳥害防止の竹を被せて完了です。 N苗床の溝に溜まった水にいたイモリです。

 苗代の草取り(2007.06.5)

 4月21日に種降ろしした苗代の草取りをするとの電話を受けて、早速賢治の学校へ車を走らせました。
 賢治の学校で一服した後、いざ!田んぼへ出発です。
 田んぼに着くと以前に種降ろしした苗が随分と大きくなっており、田植えの時期が近付いたなと感じました。(^_^)/~
 田んぼの中に入ると合いも変わらず田んぼの虫たちのかえる、蜘蛛、イモリ等が歓迎してくれました。(^^♪
 4月21日に種降ろしした場所の覆土は川砂を使っているので、発芽がきちんとしているのかなと心配していましたが、鳥除けの竹やワラを取り除いていくとモミからちゃんと発芽していました。\(◎o◎)/!川砂でも大丈夫だぁ〜
 早速、苗代の草取りです。苗床の溝に足を踏み入れ、しゃがんでの草取り作業です・・・稲科とあきらかに違う草は直ぐわかるので、難なく取り除くことが出来ますが、稲と似ているカヤもまぎれて生えてきています。見た目には稲とまったく同じです・・・どんなして見分けるのですか?と聞くと苗のくびれのところにひげが有るのは稲の苗で無いのがカヤと教えてもらいました。おぉ〜そうなんだ!苗がある程度大きいと直ぐわかりますね。(^^♪
 でも、小さい苗ではどちらか良くわかりませんね・・・目が悪いのかな?・・・(ToT)/~~~
 賢治の学校の柳さんが小さい苗を抜いて稲かカヤかを見てこれは稲だからといって苗床に戻していました。柳さんなんでわかるんですか?・・・根元にモミが付いているので稲なんですとのことだった。おぉ・・・そうか!(^J^)と感心しました。
 そうこうするうちに17時を知らせる音楽が聞こえてきて・・・そろそろ店からカエルコールが入るかなと思い・・・田んぼを後にしました。<(_ _)>

 @ A B
 @A以前種降ろしした苗床   B苗のくびれのことに小さいひげが有るのが稲の苗です。

 C D E
 DE4/21に種降ろしした場所の草取り作業です。

 田んぼの草刈〜田植え(2007.06.18)

 東京の「賢治の学校」から生徒が来ての自然農体験が田んぼで行われるとのことだったので、早速、綾の店に着くと車を自然農の田んぼへと走らせた。
 田んぼへ着くと、一部の畦塗りが完了しようとしていました。川口先生の指導を受けた“北城直樹”さんが先生となって作業のポイント毎に指導して作業を進めていました。
 昨年の今頃は、すでに田植えが出来る状態であったが、今年は諸般の事情で田んぼの草刈りから田植えまでを一気に行うようです。それには、なんといっても東京からの助っ人部隊?(東京の賢治の学校より)が頼もしい!(^_^)/~
 まず、田んぼの草刈りです。本来は、鋸鎌を使って手作業で刈っていくのですが今回は草刈り機を使って刈っていました。綾の賢治の学校の柳さんと卒業生の堀尾さんが草刈りを引き受けて頑張っていました。刈った草は、熊手を使って広げていきます。(草を広げるのは、土を裸にしないためだそうです。裸にすると生物の営みが途絶えてしまって田んぼの状態が悪くなる。また、草を敷くことで畑の乾燥を防ぎ、畑をふかふかにすることが出来る。)
 畦塗りは、鍬を使って水が漏れないようにきれいに塗り固めるのですが、今回は時間が無いので、畦用のシートを敷いて田んぼの土で固めます。人海戦術で畦塗り作業が完了していきます。頑張れ!頑張れ!\(^o^)/

 @ A B
 @草刈りをする堀尾さん   A刈った草を広げる北城さん B畦に畦用のシートを敷く田中さん

 C D E
 CD畦用のシートに生徒が土を被せます(手前)、奥は、スコップ等で畦を削ってシートを敷く前準備をしています。
 E畦塗りが完了したところ

 昼近くなった頃、草刈りが終わっているところで田植えのやり方について北城さんより説明がありました。
 まず、作付けヒモを張るための杭を打ち付けます。手持ちの竹を切って杭代わりにし、スジ間を40cm間隔で杭を打ち付けます。両端の杭に作付けヒモを張ったら田植えの準備が終了です。苗を植える株間は25cmです。(肥沃な田んぼは株間を30cmにすると一株一株が太るのでちょうど間隔が良くなる、痩せている田んぼは株間を20cmにすると良いそうです)
 苗床から苗を鍬で土ごと取り、苗を一本づつ外して苗を植えつけることとなります。
 植える位置の草を掻き分けて鋸鎌で穴を掘り苗を植えますが、深く植えると分蘖(ぶんけつ:根に近い茎の関節から枝分かれすること)しなくなり、浅いと苗が浮いてしまうので注意してくださいとの話がありました。
 さぁ〜!生徒の出番です!生徒たちが一列になって田植えをしていきます。一列完了したら今日の作業は終了です。
 もう少しで今日の作業は終わりです。頑張れ!頑張れ!(^_^)/~

 F G H
 Fスジ間用の竹杭を打つ北城さん GH田植えのやり方を説明する北城さん

 I J K
 I生徒が苗床から苗を鍬で取っています J生徒が並んで田植えをしています K植えた苗(^◇^)

 L
 L今日の作業が終わり、挨拶をする北城さん\(^o^)/

 田んぼの草刈〜田植え(その2)(2007.06.25)

 田んぼがどうなったのか心配になり、1週間ぶりに田んぼへと車を走らせました。
 田植えの作業をしているのかなと思いましたが、着くと誰もいませんでした。待っていたのはいつもの虫たちです。今日はなぁなぁ何と1m以上あるヘビ君も歓迎してくれました。ヽ(^o^)丿
 田んぼはというと、1箇所は田植えが終了していました。ご苦労様!他の箇所は田んぼの草刈りが済んでいて(一部を除き)田植えを待つばかりの状態でした。(^^♪
 今週が田植えの山場かなと思い、東京からの助っ人部隊?(東京の賢治の学校より)よ頑張れ!と思いつつ田んぼを後にしました。(^_^)/~

 @ A B
 @田植えが終わっている田んぼ  AB田んぼの草刈りが終わり、田植えを待つばかりです。

 C D
 C写真が見ずらいですが、田植えが済んだ箇所  D田植えをしたイネ

 稲の生育状況(2007.07.30)  

 綾の夏祭りのときに北城さんから田んぼにいのししが入ったとの話を聞いていたので田んぼの状況が気になり、稲の生育状況を見に行きました。
 車を降りて、田んぼの状況を見たら稲が元気良く生長していた。\(◎o◎)/!いのししによる被害はない・・・良かった!ほっと胸をなでおろした。(^ム^)
 田んぼに降りて見ると稲が随分と生長していた。稲の分蘖(ぶんけつ:根に近い茎の関節から枝分かれすること)も順調だ!場所によっては、草が随分と勢力を増しているのでそろそろ草刈りをしないといけないのではと思った。
 夏本番で気温がどんどん上昇していますが、暑さに負けず稲もどんどん大きく生長してほしいなと思いつつ田んぼを後にしました。(^_^)/~

 @ A B
 @道路より田んぼを見る   A稲が順調に成長している  B場所によっては、草が勢力を増していた

 C D
 C稲の分蘖(ぶんけつ:根に近い茎の関節から枝分かれすること)が順調に行われている
 Dジャンボタニシの卵だ!(昨年よりも少ない様に思えた)

 田植え(2006.06.17)

 「賢治の学校 綾 自然農生活実践場」の田んぼにて2006年6月10日〜6月下旬にかけて田植えが行われました。(そのうち、10日・17日・24日の各土曜日に一般の人を集め、自然農の田植え体験が実施されました)
 田植えのやり方は、普通のたんぼの田植えと違い、苗をそのまま手植えすることが出来ません。まず、植えるところの雑草等の根っこを鋸鎌で切り、手で2〜3cm位の穴を掘り、そこに苗1本を手植えして周りの土を寄せて押さえる。ん〜これは時間がかかる田植えだなと思いました。(自然農のたんぼは、耕さないことから苗を植えるところを鋸鎌で穴を掘ってから手植えします)
 自然農のたんぼを見ていると普通のたんぼと違うところが見て取れます。
 ・水が一面に張っていない。
 ・草が生えている。(自然農は、耕さない、草や虫を敵としないために草が残っている。)
 ・たんぼが固いので長靴で入っても大丈夫です。(自然農は、耕さないために草や稲が残り長靴で入っても安心です。)
 ・田植えに鋸鎌がいる。(たんぼが固いので、苗を植える穴を掘るために鋸鎌がいる。)
 ・苗が1本である。(のびのびと苗が育つ。また、苗が少なくてすむ。)
 ・苗と苗の間隔が広い。(40cm幅で25cm間隔で植えてある・・・幅と間隔を色々と試行錯誤してこの間隔に落ち着いたとのことでした)
 これだと、子供でも遊び感覚で田植えが出来ますね。\(^o^)/
 また、たんぼの回りに電線が張ってありました。これは、イノシシ避けだそうです。自然農の畑は、耕さないことから土が豊かになり、ミミズが多く生息するためにイノシシがやって来るのだそうです。おお〜怖い(*_*;

 @ A B
 @Aしゃがんで田植えをしている。(長靴でOK!)   B根切り穴掘り用の鋸鎌と作付けヒモ
 C D E
 C鋸鎌で穴を掘る。     D1本の苗を植え、手で土を押さえる。  E植えたところ。

 田の草取り(2006.07.09) (2006.07.11)

 田植えに行ってから、三週間ぶりに田んぼの様子を見に行きました。
 随分と大きく育っているのではないかと期待しながら田んぼへと車を走らせました。田んぼでは、熊谷君が一人で黙々と田の草取りを行っていました。(^v^)
 稲が大きくなるまでは、草取り(草に負けないように)と水の調整が日課になるとのことでした。
 草取りは、田んぼの中に入り、鋸鎌で草の根元から切っり草を丸めて横に置いていきます。時には、間違って稲を切ることがあるそうです。あちゃー!(>_<)この時は、早めの稲刈りをしたとあきらめるそうです・・・<(_ _)>
 草取りをしているときに、熊谷君が稲に似た草を見つけて抜きました。(写真C)これは、ヒエだそうです。(食用にならない品種)稲にそっくりだ!私自身はすぐに見分けが付きませんでしたが、見分けるコツを言われてなるほど・・・
 水の調整は、稲の根元が少し浸かる程度がよいのだそうです。浸かりすぎたり水がないと稲の分蘖(ぶんけつ:根に近い茎の関節から枝分かれすること)が悪くなるとのことでした。・・・稲もデリケートなんだなと思いました。(^_^)v
 水の周りを眺めていると色々な水棲動物がうごめいていましたが、中でもジャンボタニシが目に付きました。それもそのはずです、周囲の稲や草にピンク色の塊がいくつも・・・ジャンボタニシの卵です。(写真D・E)稲が食べられる恐れがあると言われる人もあり、なるべく繁殖しないように気をつけているが、多く繁殖するようだと取り除くことになるとのことでした。
 田んぼの苗は、しっかりと根付き40cm位に育っていました。10日に植えたものは、もう分蘖(ぶんけつ:根に近い茎の関節から枝分かれすること)が始まっていました。沢山分かれて大きくな〜れ!(^o^)丿
 そうそう、田んぼには、黒米・赤米・緑米・白の光・ずいほう、それにインドのナガランド(ナガ族の米だそうです)の稲を植えてあるそうです。こんなに多くの種類を植えているとは知りませんでした・・・
 無事に育つのを祈って田んぼを後にしました。(^o^)丿

 【ナガランド】“ナガランド”は、インド連邦の州の一つで、インド北東部でビルマとの国境近くの丘陵・山岳地帯のことです。この地域に居住する部族の人達をナガ族といい、日本と同じモンゴロイドの特徴を持っている民族です。ナガ族の主食は米で、副食には野菜や肉、豆や干し魚を煮込んだものが一般的だそうです。

 @ A B
 @B草取りをしている熊谷君 A分蘖している稲

 C D E
 Cヒエ(ヒェ〜(+_+))      Dジャンボタニシの卵    Eジャンボタニシ

 稲の生育状況(2006.07.25)  

 梅雨も終わろうとしている7月25日に稲の生育状況を見に行きました。
 「賢治の学校」の人が来ていなかったので、生育状況の判断を聞くことが出来ませんでしたが、6月10日に植えた苗は、60cm〜70cmと伸び、分蘖(ぶんけつ)も進んでいたので順調ではないかと思いました。田んぼには、白鷺が昆虫を探して稲穂の中をかっぽしていました。(写真Aは足跡)農薬が無いので昆虫をたんと食べてくれ〜(^o^)丿
 稲の開花を楽しみにして引き揚げました。

 @ A B

 畦草刈り(2006.08.07)  

 畦草刈りをするということなので、早速、自然農の田んぼへとやって来ました。
 田んぼに着くとたくさんのトンボ達が私を迎えてくれました。(^o^)丿ウォーさすが昆虫が多い!
 畦草刈りは、畦道が崩れたり、水が漏れたりしないように田植え時期・お盆時期・稲刈り前の3回程度実施するそうです。
 今回は、2回目の畦草刈り作業ですが、「賢治の学校」の天満さんと熊谷さんとで畦草刈り作業はほぼ完了していました。(着くのが遅くて<(_ _)>・・・朝6時から作業をしていたそうです・・・こう気温が高いと朝早くしたほうが疲れないですね)
 また、真ん中の田んぼの水調整が上手く行かなくて畦塗りと注水もしていました。水漏れしている箇所が判らなくて、とにかく畦塗りをするしかないようでした。(>_<)粘土質の田んぼなので重労働だぁ〜!(ToT)/~~~
 田んぼの溝を見ていたら、イノシシの足跡が残っていました。(イノシシ避けの電線が利かなかったのか?)山に食べ物が少ないのかな?収穫が終わるまでは田んぼに来ないように願うばかりです。
 分蘖(ぶんけつ)が増えて、もう少し大きく育ったら稲穂が出る時期となります。(稲穂が出ている稲が少し有りました)今が一番成長する時期かなと思いますが、受粉がきちんと終わるまでは、台風等自然災害が来ないようにして欲しいものです。
 作業一段落後は、「賢治の学校」に寄ってお茶をご馳走になり、店のほうへ帰りました。(^^♪

 @ A B 
 @Bは、畦の草を手でつかんで鋸鎌で刈ります。なれた手つきで“ザクザク”と畦の草を刈っていました。 A鋸鎌

 C D E
 C水漏れ防止のため畦塗りをしています。 D稲穂がでている稲がありました。  E田んぼの水が少なかったために分蘖(ぶんけつ)が上手く出来ていない苗があったので、その苗の周りの草を刈りました。

 F G H
 F田んぼの生き物:何十年ぶりに螻蛄(けら)を見ました。懐かしい!\(^o^)/子供の頃捕まえて遊んだものです。
 G田んぼの生き物:かえるが田んぼの中に沢山いました。(子供の頃は、カエル釣り等をして遊びました)
 H田んぼの生き物:判りにくいのですが、とんぼが沢山いました。トンボの名前が判らなくて残念!<(_ _)>
  (赤っぽいトンボ、体が水色のトンボ、羽が黒いトンボ等が田んぼ内を飛び回っていました)

 稲穂出る(2006.08.21)  

 稲穂が出ている頃だなと思い、早速、自然農の田んぼに行きました。
 田んぼに着くと、白鷺が田んぼの中で虫をついばんでいましたが、車から降りたとたんに飛んで行きました。写真が撮れず残念!(ToT)/~~~
 稲も随分と大きくなり、黒っぽい稲穂と白の稲穂が目に飛び込んで来ました。\(^o^)/田んぼの畦道で稲を見ると、着実に成長して実を付けていました。(^J^)畦道を歩くと虫たちがピョンピョンと飛び跳ねます。良く見ると、イナゴです。(他の虫もいましたがイナゴが目につきました)自然農は、虫を敵としないと解っていても“イナゴよ”稲を食いあさらないでくれと言いたくなる
 先週台風10号が宮崎市を直撃しましたが、稲への被害はなさそうでした。今から、稲穂が実る時期となります。台風等の自然災害が起きないことを思いつつ帰路に着きました。

 @ A B
 @〜B稲穂が出ていました

 C D
 Cトンボが相変わらず飛んでいました。 Dイナゴがけっこうたくさんいました。

 稲穂出る・その2(2006.09.2) (2006.9.4) 

 十日ぶり位に田んぼへ行き、稲の成長状況を見に行きました。・・・賢治の学校の人が居なくて残念!
 田んぼに着くと黒米の稲穂が随分と成長していました。
 黒米は、白米に比べると背が高く、稲穂の一粒一粒に針のような突起(芒:のぎ)が付いており、いかにも古くから在るんだと存在感を大きくしていました。(^o^)丿
 白米の成長が遅いように感じられましたが、着実に成長しているので心配する必要はないのかと思います。
 稲の分蘖も終わり、後は稲穂に栄養を取り込み大きく頭を垂れる稲を見るのが楽しみですね。(^J^)

 @ A B
 @黒米の稲穂   A稲の分蘖状況     B白米の稲穂(中に黒米が混じっている)

 C D
 C黒米の花     D白米の花

 稲刈り前(2006.10.21)  

 稲刈り前の稲を見ようと久々に自然農の田んぼへ行って見ました。
 稲は、たわわに実っており、田んぼの入口横に明日の稲刈り後に稲を干すためのはざ掛け用の竹が用意されていました。
 田んぼに降りてみると異様に背が高いインドのナガランド米が目につきます。田んぼを見渡すと一部稲が倒されているところがあった。イノシシが荒らしたのかなと思ったが良くわからない。イノシシ避けの電線が回りに張り巡らしてあったが、イノシシがジャンプすればすんなりと田んぼに入るのだろうなと思った。
 一般の田んぼだと稲刈り機を使っての稲刈りとなるが、自然農では人による昔ながらの稲刈りです。明日は、多くの人が田んぼに入り鋸鎌を持って稲刈りをするのだろうなと思いつつ帰路につきました。

 @ A B
 @自然農の田んぼ     A背が高いナガランド米    B古代米
 C D E
 C稲と雑草が一緒に成長している Dはざ掛け用の竹   E稲を干すはざ掛け

 稲刈り(2006.10.22)  

 さぁ、今日は、待ちに待った稲刈りだ!(^^♪
 店の開店準備を早々に済まして作業服へ着替えて自然農の田んぼへ向った。
 田んぼに着くと、すでに十数人の人が田んぼに入り稲刈りを行っていました。
 賢治の学校の人に稲刈り方法を教えてもらい、いざ!稲刈りだ!草との共存をしている自然農とあって草をかき分け、稲の下を鷲づかみにして「鋸鎌」でザック!と刈り取る・・・ん〜感触はいい・・・自宅での草刈り(鋸鎌使用)が功をそうして手がスムーズに動いてゆく。これが大地の恵みだ!と思い慎重に稲のみを握って刈り取るが草までも一緒に刈り取ってしまう。
 刈り取りがある程度進むと稲を干すために束ねる作業を行うと共に稲を干すはざ掛け用の構造物を「賢治の学校」の熊谷さん指導により作って稲を掛けました。(稲の掛け方もただ掛けるのではなくきちんとした理由があって掛けるのだということを教えてもらった)(^ム^)
 一部分が終わった所でもう12時30分を過ぎてしまった。昼食タイムで一旦賢治の学校へとみんなは向ったが、私はというと、店でイベント中なので今回は残念ながらこれまでとなりました。<(_ _)>

 @ A B
 @赤米が頭を垂れています   AB始めての稲刈り

 C D E
 C始めての稲刈り       D束ねる前の稲        Eカヤを使って稲を束ねる

 F G H
 FGはざ掛け用の構造物を作る        H稲の干し方を教えてもらう

 I J K
 I賢治の学校の人でのはざ掛け(息が合っています)J夫婦ではざ掛けをしています

 稲の脱穀と唐箕がけ(2006.11.13)  

 賢治の学校より、はざ賭けした稲を脱穀するとの情報をもらい、早速自然農の田んぼへと車を走らせました。
 田んぼに着くと、すでに脱穀作業が始まっていました。
 なななんと!昔ながらの懐かしい脱穀作業ではないか!\(◎o◎)/!
 足で脱穀機を回して稲藁を手に持ち脱穀する。んん〜やってみたくなるような動作である。昔の綿あめ作りと同じだぁ〜(子供の頃を思い出す・・・足で綿あめ機を動かしながら巻き取る様が似ているよ!)
 脱穀機を見ると河部農具株式会社製の農林省推奨品である。唐箕には三笠式小型唐箕(三笠屋農具製作所)と書いてあり、相当古いものだがまだまだ現役できちんと動いていたのには驚いた。(木城町や新富町の農家より譲ってもらったそうです)
 どちらも子供の頃(熊本県人吉市)に、田んぼでの一風景としてよく目にしていたものである。
 始めに、はざ掛けしていた稲を運び(今日は黒米でした)脱穀機に掛けます。
 ギィーコ・ギィーコ〜ジャッー・ジャッー・ジャッー稲穂の実が取れる!
 ギィーコ〜ジャッー・ジャッー(^^♪軽やかである。実が取れてしまうと次の稲穂を脱穀機に掛ける。
 一段落すると溜まった実と藁クズをふるいに掛けて大きな藁クズを取り除きます。(昔は、竹製のとおしで実と大きな藁クズを分けていたそうです)
 次に唐箕で稲の実と藁クズを分ける作業です。唐箕に脱穀した実を入れる前に実が下に落ちないように入口を閉めた状態で入れます。(写真E右側へ動かす)
 唐箕のハンドルを回して風を起こし、入口の扉を手で調節しながら実を落とすと藁クズが風で飛ばされ、稲の実は、実が詰まったものが右側より出てき、実が小さいものは左側より出てきます。シンプルな装置ですが良くできていますね。(^^♪・・・
 右側に出てきた実を袋に詰め、左側に出てきた実を再度唐箕に掛けて右側へ溜まった実を袋に詰めます。単純作業ですが、今の大型機械に比べると手がかかりまが、のんびりと自然に浸りながら米つくりをするのもいいもんですね。
 今年の米は、例年より実りが少なかったそうですが、まだまだ脱穀と唐箕作業が続くそうです。
 あなたもむかしの脱穀・唐箕作業を体験してみませんか。(^o^)丿

 @ A B
 @はざ掛けしている稲です。
 AB脱穀機で実を落としている。(足踏みでドラムを回し、実を脱穀します。懐かしい〜(^^♪)

 C D E
 CD脱穀した実と藁クズをふるいにかけて大きな藁クズを取り除いています。
 E唐箕の入口をしめる。(中央の三角形を右側へ動かすとレバーが動き入口が閉まる仕掛け)

 F G H
 FG唐箕に実を入れて小さな藁クズを風で吹き飛ばします。
 H右側が良い実、左側が実りが少ない実です。

■「自然農」に関心がある方や「自然農」をやってみたい方は、「賢治の学校」のHPを覗いてみてください。

(HPへリンク)



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